@勤労感謝の日
写真は特に本文と関係がなく、オール電化、オールエアコンの我が家はこれから
湿度がぐんぐん下がっていきます。
話し変わって、午前中は家族みんなで会社で仕事をしていました。
雪も降っちゃって積極的にどこかに出かけたいっていう感じでもないし
旦那さんは気づくと会社に行っちゃってて、
息子とあとを追って会社に行きました。
宿題を持って行こうとしたけれど、断固拒否です。
私は会計ソフトを入力。
息子は会社では製造部門の仕事を頼むことが多いのですが、
今日はその仕事もなかったみたいで、
事務仕事を手伝ってもらうことにしました。
「FJくん、この伝票の余白部分を裁断してもらいたいんですが。」
(裁断機の使い方の見本を見せる)
「こんな風にして紙の要らない部分を切ってください」
「注意事項はレシートが切れないようにすることで、
こんな風に折り返して切ると大丈夫なのでとりあえずやってみて
わからないことがあったらきいて下さい」
息子「わっかりましたー」って威勢いい感じで答える。
1分くらいして
「せんぱーい、これどうしたらいいですか?」
とA4の紙にレシートのほかにも印字している帳票を持ってきた。
「あーそれはそのままでいいんで、こっちで預かりますね」
「わっかりましたー」って戻ろうとしたら
ずでん。って転んだ。
「大丈夫ですか?気をつけてくださいね。」
ここは会社なのであくまで仕事の上司として接する。
でまたしばらくもいないうちに、
「せんぱーい、見て下さい!」
「これ僕の本業なんすよー」
ってダスキンの伝票を持ってきた。
そうなのである。息子はダスキンの伊藤さんだ。
ダスキンとは名ばかりの家政婦的な家事をこなすダスキンさん。
伊藤さんはどんな人物かというと、
定年退職後の孫6人(たまに人数変わる)を抱える男性。
電話するとだいたい飛んできてくれる。
ポイントカードありで破格の料金設定なのに
実質無料になってしまうため、どこで利益を得ているのか不明。
たまに孫育ての愚痴をこぼす。
好きな仕事しかあまりやらない上、
(主に掃除機)
しばしばサボり癖があるが
安さ(無料)と孫のために定年後も頑張っているという設定に
応援したくなり、たまに電話して呼んでいる。
でも今日はフレッシュなバイトの新入社員だ。
「FJくん私語は謹んでくださいね」
「はーい」とまた踵を返す。
ちょっと間が空いたらと思うと、
「せんぱーい、これ見て下さいよ!」と息子の作業場から呼ぶ声がする
「ちょっと待ってください、今行きますー」
「この切ったゴミどうしたらいっすか?」
「あとでメモ紙として利用するんでそのままにしておいて下さい」
「はーい」
「はい」は短く!って社会人になったら言われるかもしれない。
この調子で呼ばれる頻度が高くて、報・連・相は大事だけど
もうちょっと自分で考えてくれいって思う。
まぁ休みの日のお手伝いしてくれてるんだから仕方ないよね。
「せんぱーい」
「なんですかFJくん」
「これ見て下さい。これ僕の誕生日なんですよ!」
「知ってますよ。そしてプライベートな話は休憩のときにしてくださいね」
「はーい」
で、束になった伝票を全部きれいに切ってこの作業は完了。
「すごーい!FJくんがんばったね!!」って言ったら
「せんぱい、だめじゃないですか。めっちゃタメ口っすよ」
「ああ、ごめん。つい親心が・・」
「親心(笑)」
ふふって笑われちゃった。
コメント
コメントを投稿