ガマガエルくんは手紙をもらったことがない

胃と食道さんへ

いつもお世話になっております。
こちらは初雪が降りました。

だいぶ寒くなったことは温かいものの摂取が増えたことで
お気づきになったのではないでしょうか。
いかがお過ごしかは存じ上げているつもりです。

今日は謝らなければならないことがあって
自分の体内にあるものなのですっかり最近、
いたわることを忘れてひどく傷つけてきたような気がします。
ごめんなさい。

まず胃さんが生理的に受けつけないブラックコーヒーを

「目が覚める」だとか「美味しい」という利己的な理由で

毎朝のなんらかの食物や分泌物や保護されていない状態の

あなたに注ぎ込んでいたことをお許しください。

また、病院の自販機で売っている「つぶつぶみかん」
あれはかなり冷たく酸味があり負担をかけていたことと思います。

寝る前の飲食も「やめてほしい」と言っていたはずなのに、
夜どうしても小腹が空いてお菓子を食べてわりとすぐ横になる
そんなことをしてしましましたね。

あなたがたがSOSを出すとそのときは一時的に薬を飲んだりして
やり過ごしましたが、
今回は背中の痛みを伴っておりことの重大さに気がつきました。


こうして謝るのは何度目か数えたことこそありませんし、
学習力ないなって自分でも思います。

そして過ぎればで、またコーヒーは飲んでしまうかもしれません。
でもこれからは何か食べ物と一緒、もしくは牛乳で割ったりして
少しでもあなた方の負担を軽減していこうと思います。

寝る前の飲食につきましても、
油分の少ないものそして布団に入る１時間前には食べないようにすることを
お約束します。

でもひとつお聞きしたいのですが
なぜそんなに油分や糖分、嗜好品といった食生活のお楽しみ的部分に
苦手なものが多いのでしょうか。
こちらとしてはもう少し耐性をつけていただけるととても助かります。

ああ、でもストレスとか図れない系のものでもダメージを受けるって
言ってましたね。

言い訳になりますが、
早食いなのは小１の担任に「給食を全部食べなさい！」
と叱咤されたことに起因していて、
数日学校を休んだのち
「給食を全部食べられるようにがんばらないと！」
と当時真面目だった私は努力に努力を重ね
いつしかクラス１の早食いになっていましたね。
そこから給食のなくなる中３まで「早食い女王」の名を欲しいままに
今に至ります。

とりあえずこれからも仲良くやっていきましょう。