オッケー!Google 【この地獄を生きるのだ】ってけっこうショッキングなタイトルだよね。


どーも、ぬるま湯に浸かるような日々を送っているFJです。

今は大変なこと、辛いことがデフレ状態で耐性が下がっているじゃないかなって
そんな気さえします。

そんな中、「これが地獄かッ」っていうくらい調子が悪かったころ
なんとなく手に取ったのが

この地獄を生きるのだ 
Amazon Services International,  Inc.による
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B077GLNRPR/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_xXM9CbY05QRDW

こちらの本です。

ノンフィクションなんですが、作者さんの真面目な人柄が滲み出ていて
自称・ザ真面目な私も他人事とは思えなくて読んでいて いててててて 
っていう気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

でもそのへんはさておき。

役場に「家電を買い換えたほうがいい」と言われて
買ったブルーレイレコーダーでDVD見れないとか

クリニック経由に強引なテレビ局の取材とか

クリニックのお菓子を製造販売するビジネスの汚いやり口とか

途中から入ってきたボランティアスタッフの人の仕事のミスを
片付ける仕事のやるせなさとか

いっぱい腹の立つことが書いてあって、
こういうのはもっと怒ったほうがいいと思う。

反撃したいけどできない、そのもどかしさといったらないです。

でもエリコさん、だんだん本来の調子が戻って、、

(エリコさんは元々働く能力もあったのに
最初の入った会社がいわゆるブラック企業で
真面目な性格や環境が災いしまくった感じだった)

ネタバレですがとても喜ばしいことなので書かせていただきます。

給料袋を渡すとき、私の上司はこう言った。 
「働けたのにいままでもったいなかったね」 
私は泣きそうになった。 
そうだ、わたしは働けたんだ。

良かった。
なんて当たり前のことしか言えないけれど、良かったなーと思います。






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