「続・黒猫館」は黒猫館の殺人じゃない。


1ヶ月くらい前あたりAmazonで「どんな本が売れているのかなー」って書籍をチェックしていたら、
発売前からベストセラー1位で、
「黒猫館」のほうは中古なのに2万円くらいして流石に買えないし
興味本意でポチっちゃったよ。

表紙もいいね!
「くりいむレモンって何やねん。なんか聞いたことあるけど、まっいっか!」
(あ、察し)アダルトな美少女アニメなんだ・・

普通にえっちなロリ小説だったら、そんなに見たくないけれど(正確には見たいような見たくないような)
どうやら違うらしいというのは冒頭を読んでいただければ
違うなってことがお分かりいただけるだろう。

火事で何人か死んじゃって、主人公が弁護士を目指すのは「頑張れ」って思ったし、
その間貧乏学生?で知らぬ間にミミちゃんが死んじゃうあたりが切なくて泣けた。

火事で消失したはずの館の出現とか不思議だったけど、読解力がなくて
桜がみせた幻影ってことになっているんですがあってますか?



文章だけで情景が浮かぶので私にオススメです。
挿絵なくても「放恣な」「痩せた体のほうが好きに想像できるからいいじゃんか。
あと栞がリボンみたいに太くて驚いたです。
あとあと文中、朦朧を全部「モーロー」って書くところが、昭和っぽくて女子っぽくて
ちょっとかわいいなぁって思った。
黒猫館 1987年で作者さんは1950年生まれってことは37才!っていうことですね。

私が5つの時か、、って書くと年齢がバレちゃうけど
私はこんなちゃんとした文章が書けるようになる気がしません。







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