FJちゃんと馬【7鞍目】

 みなさん、こんにちは。

永遠の初級ライダー・FJちゃんです。


先週はお休みしてしまい1週間あいだが空いてしまいましたが

わりと体が覚えているみたいで、今回はムクチや頭絡をつけるのはスムーズだったような気がします。


前回のコーチは以前、体関係のことでお世話になったことのある方で

施術中に眠りの秘孔とか突いてんじゃないかなっていうくらい

なぜかすぐ眠ってしまって、若干損した気持ちになっていた。


この方はとても記憶力が良く、そんなに担当になったことはないっていうのに

私が輸入車に乗っていること、学生時代は陸上部で

趣味でマラソンをしていたこともあることもなんかも覚えているっぽい。


手綱を大きく開いて馬を操作していたら、

「車のハンドルを切るとき、こんな風にしないですよね?」(大きくハンドルを切るジェスチャー)

内腿に力が入っていないように見受けられると

「車のアクセルは離すとどうなりますか」

みたいに例えが全部車で、車じゃなくても分かるもん!と若干思ったのだけれど。


そんなことは、さておき

いつもの先生は「鐙は浅く」「踵を下げて」くらいで

わりと思ったようにやらせてくれていたように思う。

このコーチはけっこう細かいところ、手綱の持ち方、力の入れる部分まで指導してくれて、

でもなぜかこの日のピンキーとは

馬が合わなかった。


キックしてもなかなか発進しないし、駆け足がすぐ止まってしまう。

鞭を入れなかったせいかなとも思ったけれど、そうでもないらしい。

と、気づいてしまったんだ。

それはピンキーはいつもの先生のことをけっこう尊敬&恐れていると。


この日は大雨のあとで、重い馬場は水溜りだらけでピンキーが水遊びしないか

心配だったけれどいうことをきいてくれて、

いつものように外周を回って、駆け足の練習をしようとしていたら

先生が近づいてくると、ピンキーはくるんと勝手に踵を返して反対方向に進んで行ってしまった

けれど、今日も練習です。


「こいつが来るとまた走らされる!」みたいな? 先生も自嘲気味に笑っていた。

だけど、もうきっと何年も毎日毎日、一緒に練習して

練習は嫌だけど、ついつい先生と一緒だと動いちゃうのかも。


私はカラスとお話が出来るので、馬の気持ちもなんとなくわかります。


駆け足の練習は、明らかに先生との練習のほうがすべての反応が良くて

ちょっと怖い先生がいるとぴりっとする感じに似ているのかも?


今回は初めて、ホルダーを離して手綱だけで、外周を一人で駆け足したんだけど

「私、馬の乗っている」っていうのが実感できて嬉しかったです。

けっこういい線いっていたみたい!


洗い場では立髪が濡れたまま、ぶるると体を震わせたピンキーによって、ずぶ濡れにさせられたし

さらに尾鞭の洗礼で全身ドロドロになったけれど、がんばって体をきれいにしてあげたぞ。


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