【公認心理[師]警察がくるぞ!】資格は取らないけど、公認心理師の勉強をしている件

 

資格ハンターのFJちゃんでしたが、資格があっても実生活へのお役立ち度が低いものがある!

ということに最近気づいてしまった。

あと受験に必要な大卒資格もないFJちゃんが本気で資格を取ることはこの先なさそう。

そのため、全部で24章・110項目あるうちの日常生活に使えそうなところだけ

抜粋して勉強することとする。



第1章 公認心理師としての職責の自覚

1 公認心理師の役割
2 公認心理師の法的義務
3 情報の適切な扱い

第2章 問題解決能力と生涯学習

4 公認心理師としての資質の資質向上

第3章 多職種連携・地域連携

5他職種連携・地域連携

第4章 心理学・臨床心理学の全体像

6 心理学の学派
7 心の仕組みとその働き
8 臨床心理学の基本理念
9 臨床心理学のアプローチ

第5章 心理学における研究

10 心理学研究法の基礎

心理学における研究倫理
・人を対象とする医学系研究における倫理指針は、2007年の文部科学省・厚生労働省による指針であり、研究うをする者は研究実施前に所属機関の倫理審査員会の許可を受けるとされている。

・研究倫理のポイント
[インフォームド・コンセント]

研究協力者に概要説明、参加を自由意思で決められるように配慮。
[デブリーディング]

最初に虚偽の説明を行った場合、実験の参加者に生じた疑念やストレスを取り除くために、終了後に経緯や真の目的を説明。

・心理学のさまざまな研究
[実験法]:主に実験室で被験者を無作為に要員ごとの各条件に割り当てて、反応を測定し、各要因の効果を検証する方法。

[調査法]:主に心理尺度を用いて、リッカート法(あてはまる、ややあてはまるとかのあれ)による自己評定で調査対象者に対して回答を求め、選択仕事に数字を割り振って、数値化したデータを統計処理する方法。質問紙で多数のデータを集められる。
他に「明るいー暗い」など形容詞対で、対象のイメージについて自己評定するSD法や自由記述法などさまざまである。

[観察法]:主に子供などを対象として、標的とする行動を観察してカウントしていくことでデータを収集する方法。質的データを収集することもある。
観察者によるバイアスが入り込みやすい。

・心理療法やカウンセリングの効果研究について
効果研究は、心理療法やカウンセリングの効果を科学的知見に基づいて評価する
ものです。ある技法に効果があるかを調べるには、実験法のように厳密に要因統制を行い、
その技法を用いない統制群を置くことができれば何よりです。
でも実際は難しいです。

11 心理統計の基礎

統計の計算方法について。統計興味深い。

12 多変量解析①
13 多変量解析②

第6章 心理学に関する実験

14 実験計画の立案
15 実験分析とまとめ

第7章 知覚及び認知

16 知覚と認知

第8章 学習及び言語

17 学習と条件づけ
18 多用な学習のかたち
19 言語の理解

第9章 感情及び人格


20 感情換気の機序と感情に関する理論
21 人格・パーソナリティの類型ー類型論

22 人格・パーソナリティー特性論

・特性論とは
性格を構成する各特性に分け、複数の性格特性(性格・因子)の集合体として各特性を
数量化するものである。
・[性格特性]を数量化しているので、それぞれを比較しやすい。
・直感的な性格の全体像は類型論よりも把握がしにくい。

語彙アプローチ(語彙仮説)

・「重要な特性は自然言語に存在している」という仮説に基づき、Allport.G.Wがウェブスター辞典をもとに、パーソナリティや個人の行動を示したり、形容したりしている単語を抽出した。当初は抽出、分類するものであったが、のちに因子分析の手法が使われ[性格特性=性格構成因子]の抽出が行われた。


第10章 脳・神経の働き

23 脳神経系の構造と機能①
24 脳神経系の構造と機能②
25 高次脳機能障害

第11章 社会及び集団に関する心理学

26 社会における自己
27 社会における態度・認知・行動の理論
28 家庭・集団・文化と個人

第12章 発達

29 Piagetの発達理論
30 Vygotskyの発達理論
31 知能指数と知能の構造
32 アタッチメント(愛着)
33 ライフサイクル論
34 発達の遺伝と環境
35 高齢者の心理社会的課題
36 非定型発達と発達障害

第13章 障害者(児)の心理学

37 障害の分類
38 障害者支援

第14章 心理状態の観察及び結果の分析

39 心理アセスメント
40 質問紙法①
41 質問紙法②
42 作業検査法と発達検査
43 知能検査
44 投影法
45 描画法と神経心理学的検査

第15章 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)

46 精神力動アプローチ
47 認知行動アプローチ
48 人間性アプローチ
49 日本で生まれた心理療法と近年注目されている支援方法
50 訪問による支援や地域支援
51 支援方法の選択と留意点

第16章 健康・医療に関する心理学

52 ストレスと心身の疾病との関係
53 緩和ケア、グリーフケア
54 災害時の支援

第17章 福祉に関する心理学

55 福祉現場で生じる課題
56 心理社会的課題
57 児童福祉分野
58 家庭支援
59 高齢者福祉(介護)
60 虐待(児童・高齢者・障害者・配偶者)
61 認知症
62 福祉領域における支援

第18章 教育に関する心理学

63 教育現場における問題
64 教育現場における問題の背景
65 現代における学校
66 学校が抱える課題
67 学校現場における心理支援

第19章 司法・犯罪に関する心理学

68 少年の非行と処遇
69 非行・犯罪の理論とアセスメント
70 司法制度の概要
71 家事事件と司法制度
72 刑事事件の制度と支援
73 司法領域の心理的支援
74 司法領域の精神障害

第20章 産業・組織に関する心理学

75 過労死、ハラスメント
76 キャリアとワーク・ライフ・バランス
77 ストレスチェックと職場復帰支援
78 就労支援、リワーク
79 ダイバーシティ
80 安全文化・組織文化
81 産業・組織における心理
82 組織におけるリーダーシップ
83 組織における支援体制

第21章 人体の構造と機能及び疾病

84 解剖学・生理学。主要な症候
85 心理的支援が必要な主な疾病 
86 加齢、移植医療、再生医療
87 緩和・終末期ケア、精神腫瘍学、脳波検査

第22章 精神疾患とその治療

88 DSM-5、ICD-10と主な症状 
89 認知症、薬物依存など(F0、F1)
90 統合失調症とその類縁疾患(F2)
91 気分(感情)障害(F3)
92 神経症性、ストレス関連障害など(F4)
93 摂食障害、睡眠障害、パーソナリティ障害など(F5、F6)
94 精神遅滞、発達障害関連(F7、F8、F9)
95 行動観察、評定尺度、作業療法

96 向精神薬 

現在、抗うつ剤として主流なのはSSRI/SNRI、NaSSAなどだが、従来の三環系・四環系
抗うつ剤もよく使用されている。

・新規抗うつ剤の種類と名前
[SSRI](選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
フルボキサミン、パロキセチン、
ジェイゾロフト、エスシタロプラム(神経終末でセロトニンの再取り込みを阻害してセロトニンの作用を増強)

[SNRI](セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
ミルナシプラン、デュロキセチン、ベンラファキシン(神経終末でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害して両者の作用を増強)

[NaSSA](ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ剤)ミルタザピン
(セロトニンとノルアドレナリンの作用を増強)

・従来型の抗うつ剤
三環系抗うつ剤
イミプラミン、クロミプラミン、アミトリプチリン、アモキサピン(抗コリン作用が強い)

四環系抗うつ剤
ミアンセリン、マプロチリン(抗コリン作用が弱い)

その他の薬
睡眠障害にトラゾドン、スルピリド(低用量で抗うつ薬、高容量で抗精神病薬)
セロトニンを調節するボルチオキセチン

抗精神病薬

従来型の抗精神病薬(統合失調症薬)は1950年代後半くらいから使用されるようになった。(
定型抗精神病薬)

錐体外路症状(※筋緊張が持続的に異常に亢進し全身がくねくね動くような反復する運動や異常な姿勢を来す症候のことである。 首や体幹、胸郭、肘、手首、指などが過度に曲がったり、ねじれたりする)などの副作用が問題となり、近年は2000年前後から発売された副作用が少なく、陰性症状に対する効果もあるとされる[非定型型抗精神病薬]が治療の主体である。

非定型型抗精神病薬は、統合失調症だけでなく、双極性障害やうつ病にも使用されるなど適応拡大されている。

・非定型型抗精神病薬(ドーパミンD2受容体拮抗薬)の種類
クロザピン、リスペリドン、クロエチアピン、オランザピン、アリピプラゾール、ブロナンセリン、パリペリドン、アセサピン、ブレクスピプラゾール、ルシラドン

・定型型抗精神病薬(ドーパミンD2受容体拮抗薬)の種類
クロルプロマジン、ハロペリドール、レボメプロマジン、ゾテピン(ドーパミン神経のはたらきを社団。錐体外路症状強い)

抗不安薬の種類と特徴

ジアゼパム、クロチアゼパム、アルプラゾラム、エチゾラム、ロラゼパム、ブロマゼパム、
ロフラゼプ酸エチル

・抗不安薬は、1960年代より使用されるようになったゼンゾジアゼピン系という共通化学構造を持つのが主流で、近年はその依存性や常用性が問題となっており、漫然とした長期服用は避けるべきである。

睡眠導入薬の種類と特徴

ベンゾジアゼピン系薬剤の中で、鎮静睡眠効果の高いものを睡眠導入剤として長らく使用したきた。主に作用時間(または半減期)の長さで使用目的が分かれている。
近年メラトニンやオレキシンに作用する新しい薬剤が開発されており、高齢者にも比較的安全とみなされている。

超短期時間型 非ベンゾジアゼピン系:ゾルピデム、ゾピクロン、エスゾピクロン、
ベンゾジアゼピン系:トリアゾラム

短時間型 ブロチゾラム、エチゾラム、リルマゼホン
中時間型 ニトラゼパム、フルニトラゼパム、
長時間作用型 クロゼパム
メラトニン受容体作動薬 ラメルテオン、メラトニン
オレキシン受容体拮抗薬 スボレキサント、レンボレキサント

気分安定薬の種類と特徴

気分安定薬とは、躁状態やうつ状態の気分の波をなだらかにする薬である。
双極性障害に第一選択薬として使用される。
抗てんかん薬とされるものは、気分安定効果もあるとされ、使用される。
最初の抗うつ薬や抗精神病薬の投与で効果が不十分な時、その効果を高める目的で使用される。(増強療法

抗認知症薬の種類と特徴

・抗認知症薬には、コエンエステラーゼ阻害薬とNMDA受容体拮抗薬がある。
認知症を治さないが、進行をゆるやかにする。コリンエステラーゼ阻害薬をNMDA受容体拮抗薬の組み合わせは併用可。

コリンエステラーゼ阻害薬:ドネペジル、ガランたみん、リバスチグミン
NMDA受容体拮抗薬:メマンチン

ADHD治療薬の種類と特徴

ADHD治療薬(精神刺激薬など)は前頭葉の集中力を増し、不注意や多動を改善する。
精神刺激薬:メチルフェニデート徐放錠、リスデキサンフェタミン、覚醒作用があり
通常は朝投与する。
ノルアドレナリン再取り込み阻害薬:アトモキセチン
α2アドレナリン受容体刺激薬:グアンファシン

【アドヒアランスについて】
精神疾患の治療では、従来再発を防ぐため服薬を続けることが重要であったが、近年は作用・
副作用情報の共有をはじめとする、患者と医師の相互理解による意思決定SDMが重視され、
(服薬)アドヒアランスと呼ばれている。


















97 精神薬理学


98 精神科等医療機関へ紹介すべき症状、地域移行、自助グループ

精神科に紹介したほうがいい精神疾患の症状は次のとおりです。

①うつ病で自殺念慮が強い、または3ヶ月以上続いているうつ症状
②双極Ⅰ型障害での状態
③統合失調症での幻覚妄想状態、著しい興奮状態
④境界性パーソナリティー障害で自傷行為や過食拒食を繰り返す
⑤これら以外で生命の危険が及びそうなとき
⑥そのほか判断がつかない時

地域移行…
患者の住居を病院や施設から家庭に戻すだけでは不十分であり、患者がその地域のコミュニティの一員として受け入れられ、個人として生活できるようになることを目指す。
←???

自助グループ…
相互援助の集団。グループの種類は
(アルコホリクス・アノニマス)(AA)アルコール依存・匿名で参加できる
ナルコティクス・アノニマス(NA) ダルク(DA) 薬物依存
患者家族会 精神疾患を家族に持つ人たちのグループでピア・カウンセリングという疾患の
社会への啓発活動も行なっている。

【精神科と心療内科の違いについて】
心療内科は、本来内科学の一分野で、心身症やストレス因に関連した身体の疾患を扱う。
そのため自殺念慮がある場合などは精神科のへ。

第23章 公認心理師に関係する制度

99 保険医療分野の法律① 医療法と医療計画
100 保険医療分野の法律② 精神保健福祉法
101 保険医療分野の法律③ 自殺対策基本法
102 保険医療分野の法律④ 地域保険法
103 保険医療分野の法律、制度①
104 福祉分野の法律、制度②
105 教育分野の法律、制度
106 司法・犯罪分野の法律
107 司法・犯罪分野の制度
108 司法・犯罪分野の施設
109 労働基準法、労働安全衛生法

第24章 その他(心の健康教育に関する事項等)

110 心の健康に関する知識




コメント

人気の投稿