【助けて】FJちゃん美容院で死にそうになる【ふひー】

 

時間がないので簡単に説明すると、美容院でシャンプー後に

耳の水分を拭き取るじゃないですか。

その拭き取り作業が体感20秒くらいあって、外耳を

ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき

のあとに

内耳にタオルでコーティングした指を差し入れ

ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき

ふきふきふきふきふきふきふ←ここでダムが結界して

「だははっははh、ぶえkっ」みたいに吹き出してしまって、やばかったです。

その間よくなかったのは笑いに拍車をかけるように頭の中で、

「まじ?そんなにくるくるくるこそげ取られたら、絶対耳垢いっぱい取れてる」

とか、考えていたのも良くなかった。

それ以降、笑いの波が押し寄せるので、とびきり悲しいことを妄想して耐え忍んだ。

私が耐え切れれば、たぶんもう、10ふきふきはあったね。


だって、黒目ガチで小柄な柴犬に似た見知らぬ新人のお兄さんは

「大丈夫ですか?」とときいておいて

「くすぐったくて、すみません、ふひひ」とちゃんと私が説明したのにも関わらず

2回目のシャンプーのときも、同じこと、いやそれ以上のふきふきをしてきたんだもの。


「あ、また、くる」と察知したFJちゃんは、美容院で晒し者になるのは避けたいと

必死の抵抗をした。

口内で下唇をぎゅっと噛み、笑いを堪えていた


「こ、こいつ、学習していないどころか、さっきよりふきふきを増やしていやがる!」

別の美容師さんに「鍵受け取った?」「カルテ出てなかったよ」やや冷ややかな声で

言われていたのをきいて、応援したい気持ちになったけれどさ、

なぜ、増やすのか。

私の傷ついた口内を見せてやりたい。


嘘だと思う人は、試しに誰かにタオルで濡れた耳を拭かれてみてください。



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