【だいたい60鞍目】はじめての拍車の巻【FJちゃんと馬】

 みなさん、こんにちは。

馬房にお迎えに行ったら栗毛の見知らぬ馬がいて、

「これはハナミズキ(仮名)ちゃんじゃない!」とすぐ気付けたFJちゃんだよ。

先日コーチに「拍車をつけてみては」と提案され

わたしの騎乗レベルはまだ拍車つけるレベルには達していないと思っていたですが、

付けていいのか!と、嬉しくなりすぐさま購入しました。


拍車とは、あの「拍車がかかる」とかの拍車で

物理的には金属とベルトの化合物で

精神的には物理的な負荷をかけることで、お馬さんに

「走らなきゃ!」って思わせるやつです。

予習でYouTubeで拍車のメリット・デメリットとかも調べていて

デメリットの中に「キックが使えなくなる」というのがあったので

「そうか、確かにこの突起が刺さったら痛いもんね」

と納得したんですが

その日のハナミズキちゃんは暑いし、虫も寄ってくりしで

あんまし走りたくなさそう。

いつもは騎乗するや否やぱっぱか走るのに、

後退したり、圧迫程度の軽い脚扶助では前に出せないことも

コーチに「もっと思いっきり蹴って」と言われるがままに

蹴る。

この日の反省点としては、時間があったのにも関わらず

鎧の調整を甘くしたせいで合ってない長さでレッスン開始。

調整後も、1穴くらい左右の長さが違っていたため

すごく乗りにくかったのに再度の調整を遠慮してしまい

無駄に人馬とも疲れました。ハナミズキちゃんごめんなさい。

長さが合ってからは、超ラクな騎乗で彼女本来の力が発揮されました。

ところでこのコーチ、私が少しでも危険なことをすると

すぐ「死にますよ」「大怪我しますよ」「何人も死んでますよ」と

注意してくれるので、

これをすると、最悪、死ぬ。ということについてかなりの知識が得られたと思います。

今回は、「鎧が脱げないと死ぬ」っていうことで

拍車の留め具がいい感じにひっかかって鎧が脱げなく、調整もできなく

なっちゃったんだけど

なにがだめかっていうと

鎧が脱げない→落馬→体だけ地面に接地→引きずられる

という流れで中世の拷問みたいになっちゃうみたい。


ぽーん、と空中に投げ出されるのも恐ろしいですが、どこまでも引きずられる

どちらも嫌ですね。


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