FJちゃん県民体育大会に出る【FJちゃんと馬】
お馬さんに触れ合って仲良くなるだけのつもりが、大会に出ることになりました。
競技は「ジムカーナ」と呼ばれる、制限時間内にゴールすればOKという
障害を飛んだりすることもなく、そんなに大変じゃなさそうなやつです。
競技会に出るためには衣装にも規定があり
ジャケット、シャツ、白ズボンを用意しなければなりません。
そいでなるべく金をかけたくない吝嗇家でもあるFJちゃんは
メルカリを漁りました。
ジャケット三千円、白ズボン二千八百円、シャツは目ぼしいものがなく
こんなことなら英国のサイトで買っておけば良かった。というくらい
日本のショップとの価格差に愕然としました。
全部3割くらい安いのです。
しかも、同じブランドのものが楽天とかで倍くらいの値段で売られていたりして
急遽商品が必要な消費者を喰い物にしている!
でもそんなことを言っていても、アイテムは揃わないので泣く泣く
2番目に安くて「競技会じゃなくても着れる」というシャツを高いお金で買いました。
デュエマのカードで例えると水上第九院シャコガイル20th版が1枚買えるくらい
高い。
白ズボンに限っては、「女児用」を買ってしまった。
股下60でウエスト平置き30ってことはぱつんぱつんかもしれない。
でも、がんばれば履けないこともないかもしれないし
そうそう白ズボンが履かないので数時間我慢すれば、ワンチャンいけるかも!
期待を込めて、購入した。
もうこの時点で1万円以上の金がなくなってしまった。
でも最近は、お馬さんとも仲良くなってきて
エゴイストプラチナム号←個馬情報保護のため適当。
というちょっと口がうるさい、噛んでくる牝馬がいて
その子は私が馬房という個馬のお部屋に入ろうとするだけで
「あんた誰?噛むわよ」と言わんばかりに、耳をぴったりと伏せ
けっこうな確率でガブガブしてくるのです。
(特に冬場、馬着という馬の防寒着を脱がせる時は、胸元の金具に手をかけようとするだけで
がぶっとしてきて、馬着を脱がせるのがとても苦手でした)
馬関連のYouTube情報では、そういう耳を伏せている時は馬が怒っているので
近づかないようにしてください。って言っていたけれど、
レッスンができないので失礼して馬房に入らせていただきます。
いつもおっかなびっくりの準備でしたが、
厩務員の方にも「あまり怖がってはだめだよ」
クラブ長にも「逃げてはだめ」とあしらい方を、見せてもらってから
最近では「逃げない」ことを学び
噛まれても好き。 |
運悪く、噛まれてしまうこともあります。
馬は時速70キロで走る世界線で生きているので
すぐ怒らなないと、何に怒られたのか分からないそうです。
FJちゃんと、雷にも1秒差くらいで驚くので
馬が噛んだと時にもすごい反応が鈍い。
怒りたいタイミングでびしっと怒れない。
なので、「やめて」と真面目に言うくらいに留めてちゃうのもいけないのかもしれません。
でも、一度噛んだエゴイストプラチナムちゃんは
初対面のナウシカを噛んで「ほら、怖くない」って言われた時のテトのように
おとなしくなり、
「やばば。もしかして痛かった?」っていう感じに
そのあとは大人しく裏ほりをさせてくれて、その後の馬装もいやいやしなくて
いい子でした。
その次の回に騎乗した、シンボリシンボリ(仮名)も普段は
シカトを決め込んでくる感じでまったく「俺は餌くってんだ、邪魔すんなよ」と
相手にされてない気がしたけれど久しぶり、たぶん1ヶ月ぶりにくらいに対面したときは
「よう。きたの」まだいかないけれど、
それほど苦手意識はなくなり、これもまた少しだけ認められた気がして嬉しかったです。
私が今一番仲が良いお馬さんは、クラブ最年長の子で人間だとたぶん90才以上かもしれないけれど、
現役で走っておられる90才に見えない毛並みも良いお馬さんで
90才の老人の背中に跨って、時に鞭打つって考えるとすげー変だけど、これは馬なので仕方ありません。
うまー。
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