「100日後に死ぬワニ」が話題になっているけど


世の中で流行っているものは、どうも訝しいので
なるべく情報を入れないようにしてまっさらな気持ちで見るようにしたいです。

ちょうどワイドナで取り上げられていて
とりあえず炎上したんだな、ということがわかりました。

あとワニ以外の動物が出てくることもわかった。

なので、ノンフィクションのごつい実写ワニさんが
動物園とか人工的に飼育されている環境下で余命宣告されて
獣医さん「ざんねんながら、もって3ヶ月。長くても余命100日です。」

で、飼育員さんとかワニに関わる人間が「がーーーん!」っていう
お話である線は消えました。

なのできっとこうです。
ワニさんとウサギさんとその他動物さんが共存する、生態系とかちょっとおかしい
ファンタジーワールド(絵本的な)で
「お前は100日後に死ぬ」という享受?を神さまからいきなし
受けちゃって、
「実はさー、おれさ100日後に死ぬらしいんだよね」
ってウサギさんやらリスさんに相談するの。

ウサギさん「そんなんあるわけないやろ草」
リスさん「兎さん、そんなこと言わないでちょっと訊いてあげましょう。」

リスさんはわりとまともだから、ちゃんと話しをきいてあげて
どうやらワニさんがほんとに神さまの声をきいちゃったんだなって。

「一度病院に行ってみない?」
リスの一言にワニさんは背筋が寒くなった。
こいつ、なにもわかっとらん。俺はほんとうに100日後に死ぬっていうのに。

そのころウサギさんは面白がって
そこいらの動物たちにワニさんもことを話して回っていた。

噂とは面白いもので、なぜか「100日後に死ぬ」というイメージは定着し
いく先々でワニさんは「死んじゃうフィルター」「死んじゃう補正」がかけられて

天丼屋のたぬきちさんからは「海老、一本おまけね」とサービスしてもらったし
床屋のあひるさんからは、健康補助食品をタダでもらった。

ワニは死ぬのは怖かったけど、海老天は美味しかったし
健康補助食品も高級なもので
自分の安月給ではとても買える代物ではなかったのでたいそう喜んだ。

10日くらいは100日後に死ぬのか、ということばかり考えて
過ごしました。

それからなるべく有意義に過ごしたいけれど、貯金もなかったし
旅行に行くお金もなかったし、家族も疎遠で仲良くしたいと思わな語ったし
普段どおりに会社に行って過ごすしかないなーと思いました。

せめて美味しいものをたくさん食べてから、死のう。

と、毎日食べたものを記録するグルメレポートを始めるという
グルメなワニのお話。

最終回に近づくと、ちょっと世間で話題になって
高級レストランに招待されたり、テレビで取りあげられたり
そこそこ有名になるワニさん。

この頃になると自分の意思なんてあってないようなものだ。

世間は勝手なことばかり言うけれど、ある意味無敵なので
もう噂は怖くない。死ぬことと比べたら
「死ぬ死ぬ詐欺」なんて言われるのは大したことないんだ。

車を運転していたリスさんは、オープンテラスでお茶をしているワニさんを
見つけけた。
なぜか楽しそうに見えた。

すべてが炎上する。




たぶん、そういうお話!

で、ワニが死ぬのがぜんぜん100日後じゃないことや
だんだん絵柄が孤独のグルメに寄せていくことでも炎上している。












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