【読んでいない本について堂々と語る方法】について


以下、自分用メモで参考にはありません。

読んでみたくなったやつ

P110ー117
・「第三の男」
書いても読んでもない作品について、勘違いにより
熱狂的ファン相手にコメントしないといけなくなったときの場面。
けっこう引用してたけど、ワクワク。

読んではいけないやつ

吾輩は猫である。
書物創造の終わりないプロセスに巻き込まれるっぽい。

謎解きサリンジャーばりに、金縁眼鏡の美学者が本当にでたらめを言っていたのか
どうか、考えなければならなくなるから。


ちなみにFJちゃんがフィリップ・K・ディックだと思っていた人は、

ウイリアムバロウズさんで、なにがどう勘違いしたのか不明だけど
「おぼえていないときもある」という短編集を読んだことと
動物がたくさん出てきて幻想的で好みだったことだけ覚えています。

FJちゃんもおはなしを書くときはちゃんと
「双子は驢馬に跨って」とか動物+動作みたいなのがいい。

あと今日、息子に金属製の網あみの側溝のふたのこと
「グレーチング」というのだ。と教えてもらったので
グレーチングも入れたい。

その結果
「蟻さん、グレーチングに挟まり」となりました。
なんかトコトコ歩く鳥系だとちょっと可哀想だから遠慮した結果、
はさまっても大丈夫な感じの蟻になった。

だいぶデカめの蟻はきもくて、ちょっと嫌かも。

あと疑問系もいい。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?みたいな

「蟻さんはグレーチングにはさまったのか」
これはなんか語感が良くないのでやめます。

「夜の蝶、グレーチングにはさまる」
これはピンヒールが引っかかって抜けないお姉さんしか浮かばないので全部やめました。


まず、良い例の共通点として
「そしてカバたちはタンクで茹で死に」
「双子は驢馬に跨って」
どちらも想像したときに一瞬「?」ってなるのは重要かも。

ぜんぜんいい案が思いつかないので、このへんで。


フィリップ・K・ディックの作品『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が映画化される際、関係者がたまたま手にとったバロウズの著作『ブレードランナー』の語感が良かったので、映画の題名は『ブレードランナー』となった(内容は全く無関係)


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